投資対象

主に、マーケットニュートラル戦略を取るヘッジファンドへ投資します。

ヘッジファンドは、相場の上昇局面、下落局面、いずれの場合においても収益を上げることを目的とし、そのために様々な投資戦略を取ります。一般的な投資信託のようにベンチマーク（日経平均やTOPIXなどの指数）を上回る成績をあげることを目的としていません。

「投資利益の獲得のためには、いかなる手段もいとわない」と聞くと少しリスクが高いように聞こえるかもしれませんが、実際には、安定運用を目指すファンドがほとんどです。

『ヘッジ』という言葉にも象徴されるように、いかに損しないかという発想が、どうやったら設けられるかという考えよりも先に出てくる運用者も多いのではないでしょうか。相場の下落局面で全く抵抗することなく成績を悪化させてしまう投資信託の方が、リスクは高いと言えるかもしれません。

そうは言っても、ヘッジファンドは日本人にはまだ馴染みが薄いと思いますが、安定運用を目指すプライベートバンクのクライアントだけでなく、年金基金や保険会社などの金融機関も導入しております。

ヘッジファンドは目標とするリターンによって、リスクも大きく異なるため、どのような戦略を取っているか、見極めることが重要です。マーケットニュートラル戦略はヘッジファンドの数ある戦略の中で、最もリスクを取らない戦略の一つです。